スタッフブログ
Heritage H-150
伝統的なギター製作が行われてきた場所、カラマズーという土地で製作する事にこだわり続けた
60~80年代のGibsonの製作者たちが20年以上のノウハウを引き継いで設立。
ギブソン社が1984年にミシガン州カラマズーの工場を閉鎖したことによって、
そこに残る職人によって立ち上げられたブランド「Heritage」。
メーカーホームページを参照すると、このような歴史があって立ち上げられたブランドですが
流石にギブソンギターを造ってきた職人様方。
造るギターはギブソン風味です。
ぱっと見はギブソン レスポールです。が、
ヘッドの形がAria ProIIっぽいのがポイントです。
アリアっぽいというかアリアプロがヘリテージに似ているという話です。
しかし日本国内の認知度の差からこの形は「アリア」となり、
この形状から受ける印象が様々で近年の入門用に最適イメージから、
アーチバックボディやスルーネックの高級オリジナルシリーズPE、SB(低価格帯も有り)。
かつてイングヴェイ、マイケルシェンカー、クリフバートン使用の憧れのメーカーなどなど様々です。
日本国内の認知度は低いとはいえ、知る人ぞ知るこちらヘリテージ。
ボディトップのグラマラスなアーチが何とも言えません。
分かりにくい。
分かりませんね。変な写り込みもありますし。。。
ちなみにペグ、ピックアップカバーはニッケル仕上げ、
チューンOマチックはクローム仕上げと、輝き方が異なります。
過去の入荷商品も同じ仕様だったので、何かの拘りかと思いつつ、
スタッフA「ブリッジをクロームにする事によりギブソンとの差別化をはかりつつ、狙いは輪郭のはっきりしたシャープな音質をうんたらかんたら・・」
スタッフB「過去にクローム仕上げのシャーラーのブリッジを採用していた名残では?」
スタッフC「適当??」
気になったら聞いてみましょう。。。
「クロームメッキブリッジの方が弦振動をダイレクトに伝える為。」
と明確な飾りっけのない回答を得ました。
さすが職人さま。
本場アメリカ製のハンドメイドメーカー「ヘリテージ」のソリッドボディギターです。
楽器探そう!デジマートで販売中です。