スタッフブログ
’50s Fender Telecaster VS ’60s Pre CBS Fender JAZZMASTER!
フェンダーのテレキャスターとジャズマスターを弾き比べてみました!
うちのスタッフが個人的に買った52年製?と思われるテレキャスターと、
販売中の64年製のジャズマスターを弾き比べてみました。
テレキャスターは全体的に音はまろやかな感じ。出力が少し弱く感じました。
ジャズマスターは1音1音が前に出てくる感じ。
最初の印象ではジャズマスターの方が使えるな、といった印象でした。
弾いていて気持ちがいいし、バンドで使うのにも音がちゃんと前に出てくれるかなと。
ただ、少しの時間弾いていると分かってきましたが、
テレキャスターは高音の音伸びが素晴らしく、チョーキングをすると音が伸びます。
ジャズマスターは音がはっきりとしていますが、チョーキングをした時の音の伸びがテレキャスに比べるとイマイチ。
ローズ指板とメイプル指板の違いかもしれませんが、ここは明確に違いました。
そして音の揺れ方が大きく違いました。
テレキャスはアコースティックな音の響きがあり、それにより音がまろやかになっている印象。
ジャズマスターもさすがビンテージ!といった感じでボディーがすごく軽く感じましたが、
テレキャスほどのアコースティックな鳴りは体感できませんでした。
ですが、この程よい加減が1音1音を際立たせなおかつ弾いていて心地よい体験を与えてくれているのかもしれません。
まとめると、普通にプレイする分、特にバンド演奏での使用にはジャズマスター。
アコースティックなギターの鳴り、チョーキング時の音抜けの良さを求めるならテレキャスター。
価格差が激しいので、そのあたりも選ぶときに重要なポイントになりますね。
コストパフォーマンスで考えれば圧倒的にジャズマスターですが、
今回のテレキャスを用意したスタッフのように、
それだけでは決まってしまわないのがギターの面白いところですね!