マニアックブログ
左利きの人は「左利き用」ギターじゃないとダメか?
左利きは、レフティとも呼ばれますが、左利き用のギターは通常の右利きのギターと違い、
エレキギター本体を探すことが非常に困難です。
なぜなら右利きのユーザーよりも左利きのユーザーの数は圧倒的に少なく、メーカーも少ししか生産しなかったり、
まったく生産してなかったりです。購入すること自体が難しいです。
その為に、根気よく中古楽器店等に顔を出し品をチェックするのが得策です。
フェンダー社のストラトキャスター・ジャガー・テレキャスター、ギブソン社のレスポール、
グレッチ社のギター等、有名なエレキギターは各社左利き用を生産していますが、
数が少ないため常に市場に出回るということがありません。
足繁く楽器店に通い情報をチェックしていると思いがけずいいギターと出会うことがあるかもしれません。
他に選択肢をおすすめは、
1.右利きに矯正する
左投左打の野球選手でもサッカーは右で蹴る人は珍しくありません。
2.普通のギターを普通のままひっくり返して弾く
松崎しげるさんは、、普通の右用のギターをそのまま右手でネックを握って普通に演奏されます。
コードの押さえ方は鏡像ですし、アルペジオは下から上に掻き上げるように弾きますが、慣れれば同じです。
3.普通のギターに弦だけ逆に張って弾く
ギターの作りは完全な左右対称ではありません。内部の力木配置も違いますし、
弦を固定するブリッジ、サドルも普通の1弦から6弦までに合うようにイントネーションが調整されていますから、
そのまま弦を逆に張るだけではかなり音痴なギターになってしまいます。
これは簡単な改造では収まりません。それだけで何万円もかかります。