マニアックブログ

有名なギターメーカーはみなさんご存知のようにたくさんあります。
DAQUISTO(ダキスト)もその中に数えられる有名なメーカです。

このDAQUISTO(ダキスト)は、もちろんギターが有名なのですが、この名前自体もギター界ではとても有名です。

DAQUISTO(ダキスト)とは、ジェイムス・L・ダキスト(James L D’aquisto)という、ギター職人の名前です。

DAQUISTO(ダキスト)は名匠ディアンジェリコ弟子入りし修行を重ねました。
そして師であるディアンジェリコが急逝してしまい、ディアンジェリコの工房を継承するはずでしたが、金銭トラブルに巻き込まれ叶わぬものとなってしまいました。

失意の中からも、自ら工房を構えギター製作に打ち込みました。
はじめは師であるディアンジェリコのギターのデザインや仕様を継承したギターを製作していましたが、次第に自らのアイデアを盛り込むようになっていき、1970年代に入ったころオリジナリティを確立させました。

その頃の代表的なモデルがDAQUISTO(ダキスト)の原点とも言われるDQ-NYE、通称「ニューヨーカー」です。
ヘッドシェイプ、Fホール、そしてエボニーパーツが採用されているのが特徴です。　DAQUISTO（ダキスト）のオリジナルギターは、生産本数が極めて少なく、コレクター間での取引されたり、アメリカでも博物館に展示されるほどで、店頭にならぶことはほとんどありません。

このDQ-NYEのボディサイズを17インチから15インチにサイズダウンしたモデルがDQ-NYE-Jです。
オリジナルは手に入らなくても、DAQUISTOのDQ-NYE―Jなら、皆さんの手に届くところにありますよ。

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