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HOFNER(ヘフナー)の#167について【バイオリン】

弦楽器を作るメーカーは世界各国にありますが、ドイツで最大の弦楽器メーカーといえばHOFNER(ヘフナー)ではないでしょうか?
バイオリン製作マイスターのカールヘフナー氏が1887年に設立したHOFNER(ヘフナー)は、バイオリンをはじめ、チェロやビオラ、コントラバスなどの製作を行っています。
HOFNER(ヘフナー)ではしっかりと乾燥させたヨーロッパ材を全ての弦楽器に使い、またメイプルとスプルースの単盤削り出し製法を採用しているのが特徴です。
弦楽器は初心者からプロまで幅広く対応したラインナップを揃えており、実に多くの奏者に愛されています。
 

そんなHOFNER(ヘフナー)のバイオリンのひとつが#167です。
#167の特徴は、まず見た目の美しさでしょう。
赤みのあるオレンジブラウン系のニスを使い何度も重ね塗りをするという、ハンドヴァーニッシュ(手塗り)で仕上げる事で、深い味わいのある色合いを出しています。
音色はドイツ製らしく落ち着いており、それでいて厚みも感じられます。

#167ではスプルースを表板に、メイプルを裏板・側板・ネックに使用しています。
エンドピン、テールピース、糸巻、顎当てにはエボニーの中でも特に質の良いものが使われており、駒にはDESPIAUの一本木、また弦にはピラストロのトニカが使われています。

#167は材質・音色共に高いクオリティを備えたバイオリンと言えるでしょう。
力強い響きを求める方にはぜひHOFNER(ヘフナー)の#167をおすすめですね。
 

マルカートでは、HOFNER(ヘフナー)のバイオリンの高価買取はもちろん、買い取った楽器を低価格での販売まで行っております。
バイオリンを売りたい方、買いたい方はぜひお気軽にマルカートまでご相談ください。

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