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Fender(フェンダー)の65DELUXE REVERBについて【アンプ】
Fender(フェンダー)というとまずエレキギターを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし中には「Fender(フェンダー)と言えばやはりアンプ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アンプの基本を生み出したと言っても過言ではないFender(フェンダー)は、これまで数多くの名機を世に送り出し、それらは未だギタリストたちを惹きつけてやみません。
今回はそんなFender(フェンダー)の数々のアンプの中から65DELUXE REVERBをご紹介しましょう。
65DELUXE REVERBはDELUXEを受け継いだコンボ・タイプのアンプで、回路もDELUXEと同じ真空管構成となっています。
イメージとしてはDELUXEにより質の高いリバーブ・ユニットが搭載されたモデルという感じでしょうか。
5Y3レクチファイヤーから変更された5AR4(GZ34)や、12AT7管を使ったフェーズ・インバーター回路などもDELUXEを思わせます。
さらにDELUXEではセラミック磁石のスピーカーJensen“C12Q”が使われていましたが、
65DELUXE REVERBでもDELUXE同様に“C12K”というセラミックのものを採用しています。
C12KはC12Qと比べるとややタイトな低音となっていますが、程よいローファイ感を持っており、クリーンに特性が出やすくなっています。
出力は22Wですので、レコーディングからクラブギグ、またご自宅での練習にもお使い頂けます。
ボリュームをフルアップにする事で楽しめる図太いオーバードライブサウンドなど、ギタリストのイメージする音色を十二分に表現してくれるアンプですね。
Fender(フェンダー)のアンプをお使いになった事がある方もそうでない方も、一度65DELUXE REVERBをお試しになってみてはいかがでしょうか。