マニアックブログ
Marcinkiewicz(マーシンキビッツ)のVemeer 3.5ML SPについて【トランペット】
Marcinkiewicz(マーシンキビッツ)というと日本ではマウスピースがよく知られていますが、トランペットそのものも実に質の高いものを作っており、様々なジャンルのトランペット奏者から愛されています。
Marcinkiewicz(マーシンキビッツ)は80~90年代に楽器ブランドのMMPとして高い人気を得ていましたが、名を変えた今も作る楽器の質の高さは変わっていません。
最近のトランペットは他のメーカーの作ったパーツを取り寄せて組み立てるという形での作られる事が増えている中、Marcinkiewicz(マーシンキビッツ)では自らの工房でベルやピストンなど全パーツの制作を行っています。
Vermeer 3.5ML SPもMarcinkiewicz(マーシンキビッツ)の完全ハンドメイドのトランペットの一つです。
Vermeer 3.5ML SPはイエローブラスベルの銀メッキ仕上げ、3ベル/5パイプ/MLボアという仕様となっています。
またゴールドトリムに第1抜差管サムリング、天然石のピストンポタン、アマドウォーターキーも装備されています。
Vermeerには4ベルや4Xベルもございますが、4ベルよりベル径が大きくテーパーの細い3ベルは、伸びのある明るい音色が特徴ですね。
特にジャズプレーヤーから好まれるタイプの音色ではないでしょうか。
MLのボアサイズは幅広いジャンルのプレーヤーから好まれています。
Vermeer に共通する特徴としてはトランペットらしい輝きのあるブライトな響きでしょう。
遠くまでしっかりと鳴り響いてくれますし、どんなジャンルでもお使い頂けます。
伝統的な音色を持つトランペットではありますが、Vermeerでしか味わえない吹奏感や音色も持ち合わせています。
Marcinkiewicz(マーシンキビッツ)のVermeer 3.5ML SPは、まるで芸術品かのような完成度の高いトランペットですので、ぜひ一度お手に取ってみて頂きたいですね。