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GIBSON(ギブソン)のJ-45 Standard VSについて【ギター】
GIBSON(ギブソン)のギターはどれも素晴らしいものばかりですので、どれか一つを選ぶとなると悩んでしまいますよね。
今回はそんな数々の名器の中でも定番と言われるJ-45のリニューアルモデル、J-45 Standard VSをご紹介します。
GIBSON(ギブソン)のJ-45はビンテージ・サンバーストにラウンドショルダーのボディを基本とするギターです。
細かな部分は時代ごとに仕様が違っており、2016年に発売されたJ-45 Standard VSはL.R.バッグスのエレメントVTCをピックアップとして搭載、ブリッジと指板はオイル処理が施されています。
また指板のエッジ部分に丸みを付ける事で演奏性を向上させており、フレット周辺の仕上げにPLEKマシンを用いた事によってセットアップも弾きやすくなっていますね。
グロス仕上げで艶のあるルックスになっている点もJ-45 Standard VSの魅力です。
トップにスプルース、サイド&バックとネックにマホガニー、指板とブリッジにローズウッドを使用している点は他のJ-45と変わりません。
パール・ドット・インレイやスキャロップ・ブレイシング、べっ甲柄のスモールガード、グローバー・ペグといった仕様も、J-45の基本をしっかりと受け継いでいます。
抜群のキレを持つ音色である事に加え、高域には素晴らしい倍音成分がありますし、低音ははっきりとした輪郭があり、力強いアタックも持ち合わせています。
中域は力強くファットで、それぞれの音域のバランスも絶妙ですね。
優しくも荒くも思い通りの鳴りをお楽しみいただけますし、まさにJ-45らしい音色を味わう事が出来るでしょう。
エレキギターからの持ち替えでも違和感なく演奏出来ますし、初めてでも長年愛用してきたかのような演奏が可能です。
これまでGIBSON(ギブソン)のJ-45を手に取った事がある方もそうでない方も、ぜひJ-45 Standard VSをお試しになってみてください。