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Heinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)の#304について【チェロ】
Heinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)の工房があるドイツのブーベンロイトという町には、他にも弦楽器工房が多数存在します。
Heinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)は1952年の創業から現在まで、他の弦楽器工房と切磋琢磨しながら楽器作りを探求する事で、質の高い楽器を生み出し続けているのです。
2003年には内閣総理大臣賞をドイツ国際見本市にて贈られていますし、多くの奏者から熱い支持を得ている事からも、Heinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)の楽器の高品質さが分かりますね。
#304はそんなHeinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)が作るチェロで、選び抜かれたボスニアン・メイプルと、長い時間をかけて自然乾燥させたヨーロピアン・スプルースが使われています。
イタリアンレシピのニスを塗装に使っている点も、素晴らしい音色を生み出す事に大きく貢献していますね。
Heinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)のチェロというと、深く柔らかい音色が実に魅力的であると言われていますが、#304でもその音色は健在です。
響きも申し分ありません。
仕上がりの美しさもさすがHeinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)といった印象ですね。
これまでHeinrich Gill(ハインリッヒ・ギル)のチェロをお試しになった事がある方にもそうでない方にも、#304はぜひ一度お手に取ってみていただきたいモデルです。