マニアックブログ

KarDiaN（カージアン）はエフェクター・ブランドとしての歴史はまだそれほど長くはないものの、高い注目を集めておりその名を知る人は少なくありません。

今回ご紹介するC6H8O6 ビタミンC [ファズ]は、ビンテージ・ビッグマフをモチーフにしながらもそれをただ再現するのではなく、新たなエフェクターとして生み出されたモデルです。

鋭い高域と重量感ある低音を持つ、厚みのある壁のようなファズ/ディストーション・サウンドが特徴のビンテージ・ビッグマフの良い部分はそのままに、さらに完成度が高められている印象ですね。
C6H8O6 ビタミンC [ファズ]ではFUZZ（ゲイン）をマックスにすればファズらしさが強くなりますし、加減すればディストーションらしい歪みになります。ノイズも少なく、シリコン・トランジスタ特有のざらつきある歪みも味わえます。

広い可変幅を持つVOLUME（音量）は、オールド・アンプにも最新の機材にも対応してくれるのではないでしょうか。

トーン・コントロールはさすがKarDiaN（カージアン）といった印象で、BASSとTREBLEを別々にアジャスト出来るようになっています。
それぞれの帯域がかぶる事なくコントロール出来ますし、ラムズ・ヘッドらしさがミッド・レンジにもはっきりと表れています。

FETが用いられている点にも、「C6H8O6 ビタミンC [ファズ]はビンテージ・ビッグマフをただそのまま再現しただけのエフェクターではない」というこだわりが感じられますね。

使い勝手も抜群なKarDiaN（カージアン）のエフェクター、C6H8O6 ビタミンC [ファズ]。
皆様もぜひその魅力をご体感ください。