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MARTIN(マーチン)のOM-28 Authentic 1931 2015について【アコースティックギター】
数あるアコースティックギターブランドの中でも、特に名の知られたブランドの一つがMARTIN(マーチン)です。
MARTIN(マーチン)はこれまでに様々なアコースティックギターを生み出し、多くの人々をとりこにしてきました。
今でも新たなモデルを世に送り出し続けている事に加え、オーセンティックシリーズとして、懐かしのビンテージモデルの復刻にも力を入れています。
OM-28 Authentic 1931 2015もそんなオーセンティックシリーズのうちの一つで、1931年仕様のOM-28を再現した、2015年製のアコースティックギターですね。
OM-28 Authentic 1931 2015はトップにアディロンダックスプルース、サイド&バックにマダガスカルローズウッド、ネックにマホガニー、指板とブリッジにエボニーを用いています。
また化粧板はマダガスカルローズウッド、ダイアモンド指板インレイ、ウェバリーペグ、ロングサドルという仕様ですね。さらに1931年に作られたOM-28と同じように、オーセンティックスタイル・スキャロップドXブレイシングのトップ構造となっています。
しかしただ単に名器をそのまま再現したモデルというわけではなく、Vintage Tone System(VTS)も採用されています。
これにより長い年月をかけて変化したかのような木材の性質が再現されているのです。
見た目以上にたっぷりとした音量を備えていますし、一音一音が太くまっすぐで、ビンテージらしいレスポンスも持ち合わせています。
OM-28 Authentic 1931 2015は1931年当時のOM-28を楽しみたいという方にはもちろん、MARTIN(マーチン)ならではのギターを堪能したいという方にもぴったりのモデルですね。