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Bach(バック)TBシリーズについて【トロンボーン】
Bach(バック)を創立したヴィンセント・バックはトランペット奏者として活躍していました。
ヴィンセント・バックはプレイヤーとしての経験からマウスピースを製作するようになり、1924年にはトロンボーンを世に送り出します。
深みのあるみずみずしい音色を魅力とするBach(バック)のトロンボーンは、ジャンルやシチュエーションを問わず活躍してくれることでしょう。
今回はBach(バック)の豊富なラインナップの中から、TBシリーズについて詳しくご紹介します。
TBシリーズは比較的安価で、また初めてトロンボーンを演奏するという方でも吹きやすいことから、ビギナー向きのシリーズと言えますね。
TBシリーズにはテナーのTB200、TB600、テナーバスのTB200B、TB400Bなどがございます。
TBシリーズ中でも特にBach(バック)のストラッドモデルに近いとされているTB200はラッカー仕上げのトロンボーンで、適度な抵抗感があり繊細な表現からパワフルな表現までしっかりと対応してくれるでしょう。
音量のあるシンフォニックな音色で、上級者にもご満足いただける仕上がりとなっています。
TB600は8インチベルに中細管のラッカー仕上げのモデルで、Bach(バック)らしい音色を持っています。
抵抗感もほどよく、音色もまとまっていますので、どんなジャンルでもお使いいただけるでしょう。
そしてTB200にFアタッチメントを備えたのがTB200Bです。
TB200BもBach(バック)らしい豊潤かつまとまりのある音色を特徴としており、ジャンルを問わず重宝できます。
TB400Bはラッカー仕上げのゴールドブラスベルということで、とても華やかな印象ですね。
それでいて暗さも感じさせるなど、表情豊かな音色を魅力としています。
F管の音抜け抜群のオープンラップもTB400Bの特徴です。
世界中で多くの人々に愛されるBach(バック)のトロンボーン。
そんなBach(バック)のTBシリーズで、トロンボーンに挑戦してみてはいかがでしょうか。