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Gibson(ギブソン)のEB-2について【ベース】

1956年にブランド初のエレクトリックベース・EB-1を発売したGibson(ギブソン)は、その2年後の1958年にはセミアコースティックベース・EB-2を世に送り出しました。
EB-2はGibson(ギブソン)のセミアコースティックギター・ES-335仕様のベースで、EB-1のヴァイオリンシェイプを受け継いでいます。
30.5インチのショートスケール、ボディにはメイプル、ネックにはマホガニー、指板にはローズウッドが採用されています。


発売当初はナチュラルとサンバーストの2タイプしかありませんでしたが、1960年にはチェリーレッドもラインナップに加わります。
さらに1964年にはブロック・インレイが指板に施されるようになり、1966年になるとミニ・ハムバッカーをリアに搭載したEB-2Dが発売されました。
1969年になるとバーガンディ・フィニッシュのモデルも追加されるようになります。
Gibson(ギブソン)のEB-2はソリッドベースにはないホロウサウンドが魅力で、ウッドベースを思わせる温もりあるサウンドもお楽しみいただけます。


バリトンSWにトランスが搭載されていることで、1PUであっても十分なトーンバリエーションがありますね。
Gibson(ギブソン)のベースはEB-1、EB-2を経てEB-3へと続いていきます。


実際に実物を手にする機会はなかなかないかもしれませんが、その際にはGibson(ギブソン)ベースの魅力をぜひ味わってみてください。

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