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マリゴ(Marigaux)の901について【オーボエ】
世界的にも有名な管楽器ブランドと言えば、1940年創業のフランスのマリゴ(Marigaux)がその一つです。
マリゴ(Marigaux)は斬新な改良や開発を行いつつも決して伝統をないがしろにすることはなく、素晴らしいクオリティの楽器を作り続けています。
例えば低音と高音のバランスの悪さが問題になりやすいと言われるオーボエも、マリゴ(Marigaux)のものはバランスがよく、音程にも狂いがありません。
マリゴ(Marigaux)のオーボエは個性的な響きを備えつつもとげのない音色で、奏者の思い描く音をそのまま再現してくれるのです。
そんなマリゴ(Marigaux)のオーボエの中でも、最も代表的なモデルが901です。
901はその甘く暗い音色と味わい深い響きから、プロアマ問わず多くのオーボエ奏者が愛用しています。
セミ・オートマティックの901は、グラナディラ材を用いた銀メッキ仕上げ、第3オクターブキィ付きという仕様です。
またキー金メッキ仕上げの901 GP、バイオレットウッド材にキー金メッキ仕上げの901 VWGP に加え、アメリカンスタイルで演奏するプロ向けに開発された901Aも用意されています。
マリゴ(Marigaux)の901はこれからオーボエを始めたいという初心者の方にもおすすめですし、上級者の方にも十分にご満足いただけるモデルでもあります。
ぜひお手に取ってみてください。