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YAMAHA(ヤマハ)のSH-30NWについて【ヴィオリラ】
ギターやピアノなど定番の楽器ではなく、ちょっと変わった楽器に挑戦してみたい。
そんな時にはヴィオリラなどはいかがでしょうか。
大正琴のような見た目をしたヴィオリラは、YAMAHA(ヤマハ)によって開発された弦楽器です。
大正琴はアコースティックギターのように胴体が空洞になっていますが、ヴィオリラはソリッドタイプのエレキギターのような一枚板である点が異なります。
ヴィオリラは共鳴の少ないソリッドタイプであるため、基本的には弦の音を電磁マイクで拾い、アンプやヘッドフォンなどを通して鳴らした音を大きくする形で演奏します。
低音を強調すれば柔らかな印象のサウンドになりますし、高音を強調すれば鮮明で朗らかな印象のサウンドになります。
YAMAHA(ヤマハ)のSH-30NWはそんなヴィオリラの一つで、台の上に置いた状態で音階ボタンを押しながら弓を使って音を奏でます。
音を出す構造としては片方の手で弦を押さえながらもう片方の手で弦をこすったりはじいたりするギターやバイオリンと同じようなイメージですね。
SH-30NWの音色は弓で弾いた時にはバイオリンやチェロに近く、指やピックではじくとギターのような印象の音が出ます。
YAMAHA(ヤマハ)のSH-30NWはすでに生産が終了しており、在庫がなくなれば販売も終了となってしまいますが、中古などで見かけた際はぜひお手に取ってみてください。