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【東京営業所】Fender Custom Shop 1951Nocaster入荷しました!
フェンダー・カスタムショップのノーキャスター入荷しました!
ブロードキャスターという名前で売り出されたギターがグレッチから「うちのドラムと同じ名前やん!」と言われてからヘッドのロゴが取り外されたころの復刻モデルです。
モデル名がないブロードキャスター(テレキャスター)だからノーキャスターと言うらしいです。
その後テレキャスターの名前で売られたのが1952年の事。
フェンダージャパンのTL52でもお馴染みですね。
まさかよく見るテレキャスターにこんな歴史があったとは・・・。
ギターの歴史を紐解いてみるのも面白いものですね。
こちらのギターの大きな特長は2つあります。
まず、とにかくネックが太い!!!
極太です!!
手元にあった1955年製のギブソンのES-225Tと比べても太いです!!
(過去ブログ→https://www.kaitorigakki.com/staffblog/2015/02/2645.html)
太いネックだから弾きにくいのかな?なんて思っていましたが、弾いてみると・・・
なんてことでしょう!病みつきになるくらい弾き心地が良いのです!
(同じくフェンダー・カスタムショップの1956ストラトネックとの写真。
ソフトVのネックと見比べてもこの違い。触ってみるとさらに驚けます。)
そして、もう一つの大きな特徴。
それはピックアップセレクターです!
お馴染みのテレキャスターはフロント/フロントとリアのミックス/リアですが、
このノーキャスターはフロント(コンデンサーあり)/フロント(コンデンサーなし)/リアとフロントのミックスといった切り替えなのです!!!
弾いてみると、ロカビリーやブルースの演奏で活躍していたんだろうな~、って感じる雰囲気の音が出ました。
いつも弾いてるテレキャスターとは根本的に違うギターと感じてしまうくらい、音の雰囲気に違いがありました。
レッドツェッペリンの有名な「天国への階段」のギターソロは、
ジミーペイジがテレキャスで演奏している、という話を思い出しました。
ピックアップの配線のせいなのか、太いネックによる音の違いなのか、はたまた両方の影響が大きいのか。
なんにせよ、非常に弾き応えのあるギターでした!
すごく当たりの個体ではないでしょうか!?
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