スタッフブログ
ギターいじり一覧
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Legend(レジェンド) Legend (レジェンド)テレキャスターモデルプチ改造 その3
どうしても間が空いてしまいます。。。 こういった趣味??的な作業は日々の業務はからはじかれてしまい後回しになりがちです。 このギターのジャックですが、テレキャスターの弱点であるガタつきを防止する ネジで固定するタイプの物が最初から付いているじゃありませんか! 生産効率が良いからという単純な理由なのか分かりませんが テレキャスターだったらアレだろ的な従来のガタつきやすいパーツを使わず こういった良い方向の改造を施しているのは好感がもてますね。 でも以前から四角いプレートネジ止めでしたっけ? しかしこのパーツを使うとスイッチクラフトのジャックはピッチが合わず使えません。。。 ここは気合いの入ったブランド レジェンドの改良点を優先し、国産のジャックを使いましょう。 とっくの昔に終わっている作業を思い出しながら気長に続けます!  
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Legend(レジェンド) Legend (レジェンド)テレキャスターモデルプチ改造 その2
レジェンドのテレキャスターの改造の続きです。 元々のパーツを取り外し、新しいパーツを取り付けて・・・ あ、いきなり問題が。 新しいパーツはインチサイズの為、ポットの穴が合わないのですね。。。 ストラトキャスターのピックガードであれば、加工は楽チンですが テレキャスターのコントロールプレートは金属なので、最初の難関です。 キリキリ作業してこんな感じです。 分かりにくいですが広がっています。 ピックアップセレクターの溝、ネジ位置も心配しましたがこちらは問題なく加工せずに取り付け可能でした。 こんな感じです。 以前楽器店に勤めていた時から、改造、修理を担当しており こういった作業は数多く行っていましたが、ギターから取り外し、 新しいパーツを組み込んだ上の画像の状態に非常に美しさを感じてしまいます☆ 特にお勧めはV! ギブソンなど67タイプのVのピックガードを外しアッセンブリを組み込んだ状態には 魅入ってしまいます。。。 この取り外された、配線を待つコントロールパネルへの愛情にも似た感覚をリペアを行っている友人、知人に聞いてみても 「ああ、そうやね。。言ってる意味は分かるわ。」的な、いまひとつな反応。 どなたか分かる方はいらっしゃらないもんでしょうか? うっとりしながら次回は配線します。  
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Legend(レジェンド) Legend (レジェンド)テレキャスターモデルプチ改造
日々様々なギター、ベースが入荷して参ります。 それらのギター店頭やインターネットを通じて販売するのですが ネック調整、電気関係、クリーニングなど様々なメンテナンスが必要です。 新品のように綺麗な状態でもジャックがグラグラしたり、特定のポジションで音が詰まったり。。。 高額、低価格帯の分け隔てなく全てのギター、ベースに調整は行いますが、 ただメンテナンスを施すのではなくパーツでどれほど音に変化があるのか??を実験してみようと思います☆ ピックアップを交換して変化を感じるのは当たり前なので 今回はセレクタースイッチ、ポット、配線材、ジャックをハンダにこだわり交換します。 現在はこんな感じです。 続いてゆきます
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ギター ネジが錆びてピックアップが外せない!?
日々、多数のギターを買取させていただいていると、色々なコンディションのものを目にします。 このギターは金属パーツ全体にかなりのサビがあり、ピックアップのネジが途中までしか回らずに外せない状態・・・ 入荷したギターなどは清掃・調整の後に販売させていただいておりますが、このままでは十分にクリーニング出来ません。 こんな時はネジを逆方向(ピックアップを上げる方向)に回して、比較的状態の良い箇所がピックアップの足部分より下になるように配置します。 そのまま ニッパーで出来るだけ根本をつかんで切ります! 切りっぱなしだと変形した箇所がネジ溝に干渉することがあるので、切り口を軽くやすりなどで丸めます。 あとはネジを回すだけです! この後、無事にクリーニングを経たのち、新たなネジを取り付けて無事店頭に並べる事が出来ました
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ギターいじり シールはがしの巻き
皆さんには消したくなるような若気の至りはありませんか? お酒の席で調子に乗りすぎて先輩にしかられたり、 あの子は絶対に自分の事が好きだ、と勘違いして告白してみたら見事にフラれてみたり・・・ などなど・・・(僕の消したいことです。他にもいろいろ・・・) そして!なにより!楽器好きに多い、 「楽器にシールを貼ってしまう若気の至り症候群!!」 実際に僕はアメリカンプロレスWWEのトリッシュストラタス のステッカーを貼っていました。しかもギブソンに! これはイタイ! しかも物が残ってしまうので、家族にからかわれたりなんかすることも・・・ ごく稀にカッコよくなることもありますが、多くの場合本人がかっこいい と思っていても周りからみると・・・ の場合が多いので、素直な友人、ご家族に聞いてみることをお勧めします。 その結果駄目だった・・・ そんな方もご安心ください! そのシール剥がせますよ!(多分。) 実際にやってみましょう! ↓今回はコレ 実際にやってみると簡単に綺麗にはがれちゃうのもありますが、 大抵はすごく頑固です! これも頑固だった。 やり方はいくつかありますが、今回は簡単にできる 「レモンオイルはがし」 をしたいと思います。 楽器店で売っているフェルナンデスのレモンオイルを使います! いろいろ試してみましたが、これが一番はがしやすい! (シール剥がしの名の付いた薬品などもあるそうですが、楽器にはよくないことが あるそうなので、レモンオイルがおススメです) まずは爪で引っ掻いてシールを軽く浮かします。 この時楽器に傷を付けやすいので注意! そこから剥がせるところまで剥がします。 今回は全く剥がれなかったので、シールの上から直接レモンオイルを かけてしまいます。 全体になじませて、数分放置。 すると・・・ あら不思議、さっきよりも断然はがしやすくなっちゃった! レモンオイルをかけては剥がし、かけては剥がしをくりかえし。 プラスチックのヘラ状のものなんかがあると便利です! ピックとかコンビニ弁当に付いてくるスプーンとか。 貼るのは簡単、剥がすの大変。 ですが、根気よく続けると、御覧のとおり! やり終えた後の爽快感ったら・・・。 シール剥がし好きの僕でも断念してしまったシールもあるので、 シール剥がしは慎重に、自己責任でお願いします! みなさんの楽器と想い出が綺麗になりますように・・・。  
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ギター ペグ磨きの巻
今回は弦の張り替えを行うときにおすすめのペグのクリーニングご紹介したいと思います。 以前、ご紹介した「フレット磨き」と一緒に行うとさらにギターへの愛着が湧いてきます! やり方は超簡単! ビス、ナット(ペグを留めているパーツ)をどんどん外して、外して磨いていくだけ! 楽器店で売っている、金属パーツ磨きなんかを使うとすっごい気持ち良い! ↓レスポールのパーツを外した写真。 今回はブリッジやビスなんかも一緒にコンパウンドで磨いちゃいました。ピッカピカ! ただゴールドパーツなんかはコンパウンドで磨くと剥がれてきちゃうので要注意です! (ギターのメンテナンス等は自己責任でお願いします!) 細かいパーツは失くしやすいのでちっちゃい箱等を用意してから分解するといいと思います。 そして最後に磨いた後のギターを見てうっとりすることを忘れずに!
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MXR(エムエックスアール) エフェクターのランプ交換 LED!
今回は気軽にモディファイ気分が味わえちゃう、エフェクターの スイッチを踏んだ時に光る、 電球→LEDの交換をやってみます。 交換するのはランディーローズに憧れて買ったMXRのDistortion+。 リペアが得意、半田付けなんて朝飯前のウッシュボーンミュージックスタッフの 中では珍しい、半田がスーパー苦手な僕が挑戦いたします! まずはLEDを秋葉原まで買いに行ってきました。 行ってビックリ!見てビックリ!なんとLEDが1個60円とかで買えちゃう! (ネットなんかでも買えるらしいです。) 必要以上に買っても電車賃より安い! 事前に測っておいたLEDの大きさ(わざと小さめなのを選択)の 高輝度LED(普通のLEDより明るいらしいです)を選んで、いざ帰宅!! 不慣れな手つきで半田ごてを握る。 社長に教えてもらったコツ 「思い切りが大切」 を心に留めながらいざ! 格闘すること30分。 ついにできた! 後で知ったんですが、半田吸取線があると簡単みたいです・・・。 と、とにかく、結果オーライ。明るくなっていいイメチェンになりました。  
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ギター フレット磨きの巻
日々様々な楽器と触れ合い、色々な状態を拝見するわけですが、 ギターの弦交換の頻度はどの程度でしょうか? 教則本では最低一カ月や練習量が多い方は2~3週間など諸説ありますが 「切れるまで」という方も多いのでは?? もちろんお好みで、錆びた弦、くすんだ弦の方が音が好きって方もいらっしゃいますが 錆びた弦はフレットにも影響があります。 錆びの浮いたフレットが好き♪って方も中にはいらっしゃるかもしれませんが やはりチョーキング時の引っかかり、フィンガリングのスムーズ感、 弦への影響などを考えると、ピカピカ輝いたフレットの方が万人受けすること間違いなし! ということで、基本的に入荷したギター、エレキベースのフレットは綺麗に磨いて出荷しております。 13フレット以降が磨き済み。 こうやって画像で見ても一目瞭然☆ マスキングテープとコンパウンドがあれば簡単な作業なので、お正月休みの折にでもお磨き下さいませ♪ 愛情注ぐと楽器は答えてくれます◎ ポイントとしては感覚的にネックの「真ん中くらいまで磨いたな・・」と疲れ出す頃に 「まだこんなに本数あるの!?」ってなるヘッド側からは避けた方が良いデス